モザンビーク:伯Valeがモザンビーク石炭関連事業に係る負債25億ドルの前払いを発表
掲載日:2021年6月17日
6月9日の現地報道によると、ブラジル資源大手Valeは、三井物産が保有するモザンビークのMoatize炭鉱事業とナカラ回廊インフラ事業の株式買収に伴い、同プロジェクトファイナンスの未払い残高約25億ドルを6月22日に前払いすると発表した。
買収後、ValeはMoatize炭鉱事業とナカラ回廊インフラ事業の財務諸表を統合することで資産管理を簡素化し、両事業の継続的な操業を保ちつつ、責任ある石炭産業からの撤退を進めるとしている。
買収後、ValeはMoatize炭鉱事業とナカラ回廊インフラ事業の財務諸表を統合することで資産管理を簡素化し、両事業の継続的な操業を保ちつつ、責任ある石炭産業からの撤退を進めるとしている。
(石炭開発部 辻本 譲)
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