豪州:連邦政府、豪州産水素のGHG排出に関する保証または認証する制度「Guarantee of Origin」の政策討議文書を発表

掲載日:2021年7月1日

6月21日付のメディアによると、豪州連邦政府は、豪州で製造される水素を、これらの製造過程における温室効果ガス(GHG)排出の計測と追跡を行うことによって保証または認証する制度「Guarantee of Origin(GO)」の政策討議書を発表したことを明らかにした。
 
同政府によると、GO制度では、同制度の対象となるGHGが無排出または低排出である「クリーン水素製造」の方法も定められることになり、同討議文書においては「再生可能エネルギーを利用した電解による水素製造」、炭素回収貯留(CCS)を適用させた、「石炭のガス化による水素製造」と「天然ガスの水蒸気メタン改質による水素製造」の3通りが説明されており、これらの方法についての討議が行われるとされている。
 
同政府は、GO制度が、連邦政府と各州/準州政府の審議会Council of Australian Governments(COAG)(現在はNational Cabinetに組織改編)によってクリーンで競争力の高い水素の製造を目的に作成された戦略「Australia’s National Hydrogen Strategy」における優先事項であるとしている。同討議文書は、以下のリンクでダウンロード可能である。
https://consult.industry.gov.au/climate-change/hydrogen-guarantee-of-origin-scheme-discussion/user_uploads/discussion-paper---a-hydrogen-guarantee-of-origin-scheme-for-australia.pdf

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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