インドネシア:石炭をメタノールへ変換するプラント建設作業が2021年6月下旬に開始

掲載日:2021年7月8日

2021年7月2日の地元メディアによると、東Kalimantan州Bengalonにて、石炭をメタノールへ変換するプラント建設に向け、推定20億ドルをかけた建設作業が、2021年6月下旬に開始された。

多角展開しているBakrieグループの炭鉱会社PT Kaltim Prima Coal社にて、事業開発とリスク管理のゼネラルマネージャーを務めるRio Supin氏は、最近のウェビナーにて、2024年末までに操業開始を目指しているプロジェクトの現場に、米国のAir Products and Chemical 社から必要な機器が現場に到着したことを明らかにした。

CTM(Coal to methanol:石炭をメタノールへ変換)プロジェクトは、PT Bakrie Capital Indonesia社、PT Itacha Resources社、およびAir Products社からなるコンソーシアムによって運営されている。米国企業が必要な技術の提供とプラントの開発・運営を行い、インドネシア企業が必要な石炭の提供と生産物の引き取りを担当することになる。Rio氏によると、メタノール製造プラントは年間180万トンの生産能力を持ち、そのうち120万トンを国内市場、特に肥料産業の需要に応じて供給し、残りの60万トンについては日本、中国、韓国に輸出されることとなる。

また、メタノールに加えて、副産物として硫黄を年間8,000トン生産する計画を立てている。CTMプロジェクトでは年間650万トンの石炭が必要となり、そのうち447万トンが原料、203万トンが発電用となる。石炭はPT Kaltim Prima Coal社とPT Itacha Resources社から供給される予定となっている。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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