中国:ロシアの石炭生産がフル稼働、モンゴルは新たな中国向け石炭輸送ルートを開拓

掲載日:2021年8月26日

8月13日付の現地報道によると、ロシアの燃料動力総合体中央調度局(CDU)が、2021年7月におけるロシアの石炭生産量は前年同月比9.9%増の3,559万トンに達したと発表した。2021年以降、ロシアの石炭生産はフル稼働が続いており、1~7月のロシア炭生産量は前年同期比8.9%増の2.479億トンとなった。

このうち、7月におけるロシア国内市場への供給量は前年同月比10.3%増の1,227万トン、輸出量は同4.3%増の1,896万トンとなった。1~7月におけるロシア国内市場への供給量は前年同期比9.8%増の9,635万トン、輸出供給量は同12.2%増の1.26億トンとなった。

また、モンゴルでは8月初旬に、同国で2番目の炭田である「沙仁郭勒(Sha ren guo le)鉱」の石炭を積んだ最初の列車が中国に向けて出発した。関係筋によると、一般炭供給契約に基づき発送されたものとされている。

今日智庫(コンサル会社)の情報によると、石炭は同炭田の位置する「沙尔河(Sha er he)鉱区」を出発し、鉄道輸送を経て、最終的にエレンホト口岸(ザミンウード通関所)から中国に入る。これは、マンドゥラ、ガンツモド通関所に続く新たな石炭輸送ルートとなる。

(北京事務所 塚田 裕之)

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