ギリシャ:2025年までに石炭火力発電所の閉鎖を計画

掲載日:2021年9月30日

9月25日付の現地報道によると、Kyriakos Mitsotakis首相率いるギリシャ政府は、世界的な気候危機の影響に対処するための取り組みを強化しており、石炭火力発電所の閉鎖を予想以上に早く進めている。

首相は23日、テレビとのインタビューで、政府が目標としている石炭火力発電所の閉鎖について、2028年までに閉鎖するとしていたが、2025年までには可能だと思う、と述べた。また、夏に記録的な高温で森林、農地、人口密集地を焼き尽くす火災が相次いだことを受けて、欧州の同盟国に気候変動対策の取り組みを加速するよう呼びかけた。

現在、エネルギー価格の高騰に直面しており、一部の家庭や企業では光熱費が払えなくなる恐れがあるが、首相は、国が資金を補助することで、ギリシャの電気利用者を支援することを約束し、また、電力生産者にもコスト増の一部を吸収するように促しており、今後3~6ヶ月の間に電気代が大幅に上昇することはないだろう、と約束した。

ギリシャ政府は今週、エネルギーコスト高騰の影響を抑えるために、EUが資金を提供して炭素排出許可証の追加販売から得られる収入を利用する仕組みの創設を求めていると述べた。

(石炭開発部 奥園 昭彦)

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