豪州:Fortescue Future Industries社、QLD州政府とのパートナーシップに基づきGladstoneにグリーン水素製造向け電解槽の製造ハブを確立へ

掲載日:2021年10月21日

10月10日付の地元メディアによると、Fortescue Metals社の子会社Fortescue Future Industries(FFI)社は、同社がQLD州政府とのパートナーシップに基づき10億AUDを投じ、同州Gladstoneに再生可能エネルギーを利用した水素(グリーン水素)製造向け電解槽を製造するハブを確立することを明らかにした。

同社は、同ハブの確立が6段階で構成され、第1段階においては114百万AUDを投じてグリーン水素製造に必要とされる電解槽や太陽光パネル、風力タービンなどの製造ラインを備えた製造施設「Global Green Energy Manufacturing Centre(GEM)」の建設を2022年2月から開始し、2023年初頭に同施設での製造を開始するとしている。同社は同ハブの操業開始時期における電解槽製造能力をGW換算で2GW/年と、現在の世界における水素製造向け電解槽の生産能力の2倍とするとしている。

FFI社は同社が2030年までに15百万トン/年の水素を世界に供給するという目標のもと、同プロジェクトの他にもインドなどの海外における水素製造の可能性について検討するほか、2021年10月には太陽光モジュールや水素製造の技術を開発するオランダHigh Yield Energy Technologies Group社の60%を買収するなどしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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