豪州:NSW州政府、水素産業の開発を支援する戦略「NSW Hydrogen Strategy」を開始

掲載日:2021年10月21日

10月13日付の地元メディアによると、NSW州政府は、最大30億AUDの拠出枠を設けて同州の水素産業開発を支援する戦略「NSW Hydrogen Strategy」を開始したことを明らかにした。

同政府は、同戦略において再生可能エネルギーを利用した水素製造(グリーン水素)産業の支援を重点的に行い、2030年までには同州で総規模700MWの電解槽によって年間110千トンのグリーン水素の製造が2.8AUD/kg以下のコストで行われるようになることを目標とするとしている。

また、同政府は、同戦略に対する拠出枠のうち、70百万AUDを同州Illawarra地域とHunter地域における水素製造ハブの確立に割り当て、残りはグリーン水素を電解槽で製造する際に利用される送電インフラの使用料を最大90%免除すること、水素製造に対する同政府の課税を免除すること、同州内で約100件に及ぶ水素ステーションで構成される水素充填ネットワークを確立することなどに利用するとしている。同戦略の詳細は、以下のリンクでダウンロード可能である:

https://www.energy.nsw.gov.au/sites/default/files/2021-10/GOVP1334_DPIE_NSW_Hydrogen_strategy_FA3%5B2%5D_0.pdf

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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