中国:最初のカザフスタン産石炭が浙江省に到着 発電用石炭のタイト化を緩和 

掲載日:2021年11月4日

10月8日付の現地報道によると、10月4日、浙江省の浙能舟山六横石炭中継埠頭では、カザフスタンから輸入した発電用石炭の荷下ろしが行われた。これは、同省がカザフスタンから購入した最初の石炭であり、発電用石炭の需給が逼迫している浙江省にとって大きな助けとなった。

カザフスタンは世界最大の内陸国であり、中国と隣接している。浙江省までの距離が長く、陸路の石炭輸送コストが高いことが難点であるが、同国には鉄道と運河があり、海運コストが比較的低いことが利点となっている。現在、中国では国内発電用の石炭価格が高いことから、カザフスタン産石炭の浙江省への販売には経済的実行可能性がある。

今回、浙能集団の富興燃料公司が購入した13.6万トンのカザフスタン産石炭(6000kcal)は海上で30日間、約15,700キロメートルの航行を経て、同埠頭に到着した。

富興燃料公司は浙江省で最大の石炭販売企業であり、今年以来、一貫して石炭供給の新ルート開拓に努めてきた。夏のピーク期間には、同公司としては初めて、合計13万トンの米国産一般炭(6000kcal)を購入している。

(北京事務所 塚田 裕之)

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