カザフスタン:炭鉱でのガス爆発事故で6名死亡
掲載日:2021年11月18日
11月7日の現地報道によると、カザフスタンのArcelorMittal社の炭鉱で7日(日曜)の朝、メタンガスによる爆発事故が発生し、6人の作業員が死亡、2人が重体であると同社と緊急事態省が発表した。
中央アジアの工業地帯であるKaraganda地区にあるカザフスタンの鉄鋼大手ArcelorMittal Temirtau社が運営するAbaiskaya炭鉱で、突然の爆発事故が発生した。事故当時、64人の作業員が坑内にいたが、56人は脱出できた。緊急事態省は声明で「6人が死亡し、2人が負傷した」と述べた。また、ArcelorMittal社は、事故はガスと石炭の「突出」が原因で起きたと発表した。
旧ソ連の国々では、安全対策が甘く、設備も古いため、鉱山事故はかなり頻繁に発生している。
中央アジアの工業地帯であるKaraganda地区にあるカザフスタンの鉄鋼大手ArcelorMittal Temirtau社が運営するAbaiskaya炭鉱で、突然の爆発事故が発生した。事故当時、64人の作業員が坑内にいたが、56人は脱出できた。緊急事態省は声明で「6人が死亡し、2人が負傷した」と述べた。また、ArcelorMittal社は、事故はガスと石炭の「突出」が原因で起きたと発表した。
旧ソ連の国々では、安全対策が甘く、設備も古いため、鉱山事故はかなり頻繁に発生している。
(石炭開発部 奥園 昭彦)
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