中国:発電所の石炭在庫は1.43億トンを突破。利用可能日数は23日間となり、例年以上に

掲載日:2021年12月2日

11月22日付の現地報道によると、11月に入り、全国の発電所への1日あたり平均の石炭供給は810万トンとなり、2020年同期比で30%以上増加した。最近では数日連続で900万トンを超え、最大で943万トンとなり、過去最高を記録した。

発電所への1日あたりの石炭供給は石炭消費より平均で170万トン、最大で293万トン多くなり、石炭在庫レベルが高まってきている。11月20日、発電所の石炭在庫は1.43億トンとなり、10月末時点より3,500万トン以上増加。利用可能日数は23日間で例年以上となり、今冬と来春の発電・暖房供給用石炭が確保されてきた。

このうち、東北3省の発電所の石炭在庫は1,527万トンであり、既に2020年同期比を超過。10月末時点より200万トン増加し、利用可能日数は31日間となった。また、11月21日、北方の主要港湾の石炭在庫は2,500万トンを超え、11月初めより500万トン増加。このうち秦皇島港の石炭在庫は554万トンとなっている。

現行の石炭供給レベルで推算すると、11月末に全国の発電所の石炭在庫は1.5億トンを超える可能性がある。石炭需給状況は良好であり、冬季の石炭供給保障能力は明らかに高まってきているという。

(北京事務所 塚田 裕之)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ