コロンビア:ロイヤルティの新しい支払い方

掲載日:2022年1月13日

12月17日の現地紙によると、鉱業や石油プロジェクトが実施される市では、ロイヤルティの支払いが商業生産の開始時に行われるため、それまで5、6年待たなければならなかったが、今後はその必要がなくなる。今までは、保健、教育、インフラのプログラムが策定されても、そのための資金が適時配分されなかったため、その実施ができないことが多かった。

2020年法律2056号と2072号、及び施行規則1821号によると、鉱物及び炭化水素を生産する市は、一定の要件と手続きを満たせば、或いは、採掘会社と事前の合意に達すれば、ロイヤルティの5%までの前払いを受けることが可能となる。

2020年法律2056号23条では、その管轄域で非再生可能な天然資源(RNNR)の開発が行われる市は、開発活動を実施する法人と、直接配分の名目で、該当する金額の5%までの前払を合意することができる、と定めており、また、この資金は上下水道、住宅、三次道路(市内の道路)、再生可能エネルギー、農村の電化、接続性の向上に関する投資プロジェクトの資金調達や共同出資のための使用することができる、とされている。また、これと関連して鉱山エネルギー省が定めた2021年40207号決議があり、この決議では、開発会社はその支払いを、インフラ工事や投資プロジェクトを通じて行うことができる、と定められている。

Diego Mesa鉱山エネルギー大臣は、「ロイヤルティ支払いの代わりに工事を実施することで、開発会社は、活動の対価として支払う資金を可視化することができ、地域の発展と格差の解消につながる」、と期待する。

(リマ事務所 初谷 和則)

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