コロンビア:政府は、2030年までに水素関連に25億米ドルを投資する計画

掲載日:2022年1月27日

1月14日の現地紙によると、2030年が終了するまでに、コロンビア政府は、クリーン燃料として水素の需要と供給に応じるため、約25億米ドルの投資を計画し、実行しなければならない。

昨年発表した水素に関するロードマップの中で、8年以内に水素の生産と消費の両方を確立しようと計画しており、次のような3つの目標を立てている。
1)供給に関しては、輸送に関連するコストを最小限に抑えるために、消費に近い場所など、再生可能資源の多い地域に設置される1~3GWの設備能力の電解プラントを開発することを目標としている。
2)生産については、グリーン水素の製造で1kgあたり1.7米ドルのコストを達成すること、及び既存または新規のSMRプラント(水蒸気メタン改質技術)でのCO2の回収により、少なくとも5万トンのブルー水素を製造することを目標としている。
3)消費に関しては、国は、工業部門、精製施設、化学・肥料プラントなどの積極的参加を期待しており、CO2排出量の40%削減を目指している。また輸送部門での消費も計画している。

水素での輸送に関しては、2030年までに、乗客と貨物(タクシーやバンの場合)輸送用の水素系車両数を1,500~2,000台に、貨物や乗客輸送用の大型車両数を1,000~1,500台とする目標である。これらへの供給のため、交通量の多い道路に50~100か所の公共の水素ステーションを設置する計画である。

(ペルー事務所 初谷 和則)

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