コロンビア:鉱業セクターは2022年にさらなる成長を期待
掲載日:2022年2月10日
1月28日の現地紙によると、2021年は、一般炭と原料炭の両方において、価格と需要の点でコロンビアにとって好ましい1年であった。コークスは、約14億米ドル相当の420万トンの輸出という記録的な数字を達成し、2020年の記録を上回った。最大の輸出先は中国である。全国石炭生産者連合(Fenalcarbón)によると、2022年の輸出は450万トンに達するだろう。
同連合のCarlos Cante会長は、ストライキや道路封鎖などの国内状況にも関わらず、世界での鉄鋼や合金鉄の生産需要がこの増加を後押ししたことを説明した。同連合は、2022年にコークス輸出が7%増加すると見ており、国内で石炭の最大生産県である3県(Cundinamarca、Boyaca、Norte de Santander)のひとつであるNorte de Santanderにとって望ましい状況が続く。
同県では、コークスが生産され、フェロアロイ業界などに重要が高い。県内の21市で鉱業活動が行われており、現在有効な鉱業権が464件、申請中のものが293件ある。県内では、年間250万トンの石炭が生産され、その内170万トンが原料炭、80万トンが一般炭であり、全体の80%が輸出されている。
同連合のCarlos Cante会長は、ストライキや道路封鎖などの国内状況にも関わらず、世界での鉄鋼や合金鉄の生産需要がこの増加を後押ししたことを説明した。同連合は、2022年にコークス輸出が7%増加すると見ており、国内で石炭の最大生産県である3県(Cundinamarca、Boyaca、Norte de Santander)のひとつであるNorte de Santanderにとって望ましい状況が続く。
同県では、コークスが生産され、フェロアロイ業界などに重要が高い。県内の21市で鉱業活動が行われており、現在有効な鉱業権が464件、申請中のものが293件ある。県内では、年間250万トンの石炭が生産され、その内170万トンが原料炭、80万トンが一般炭であり、全体の80%が輸出されている。
(リマ事務所 初谷 和則)
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