インド:2023-24年度までに12億トンの国内石炭生産を目指す

掲載日:2022年2月17日

2月10日付の現地報道によると、インドは、輸入を減らし、需給ギャップを埋めるために、2023-24年度までに国内の石炭生産量を12億トンまで増やすことを目標にしているという。2月9日の石炭省の声明により明らかになったもので、現在の生産量から75%近くの増加となる。

政府はこれまでもオークション等の実施を通じて生産量増加に努めてきたが、今後さらに新規プロジェクトにより国内生産能力の追加を目指しているという。石炭大臣によると、国営Coal India社(以下、CIL)は、生産量を増やすために年間生産能力が1億6000万トンに及ぶ15のプロジェクトを準備中である、としている。

従来CILは、2024年までに10億トンの石炭生産を目標としていた。しかしアナリストは、これまで民間部門による鉱区オークションへの関心が限定的であること等を踏まえると、この目標は野心的であると考えている。

石炭省のデータによると、インドの石炭需要は2020-21年度に9億588万トンに達し、国内供給は6億9,089万トン、輸入は2億1,499万トンであった。
なお同省の声明によると、国際市場における石炭価格の高騰が背景となり、2021年4月から11月における石炭輸入量は1億4,714万トンで、前年同期の1億6,557万トンから約11.13%減少した。

(古川 ゆかり)

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