コロンビア:Boyaca県Samaca炭鉱内爆発で5名が死亡

掲載日:2022年2月17日

2月5日の現地紙によると、Boyaca県Samaca市の炭鉱の坑内で、2月4日(金)午後に爆発が起こり、作業員5名が死亡した。消防隊、Samaca市災害危機管理委員会メンバー、国家警察などの救助隊が現場で救助活動にあたったが、坑内の事故現場にたどり着くまでに5時間かかり、5名は遺体となって発見された。

この炭鉱は、Samaca市の市街中心部から30分ほどの、陸軍大隊駐屯地に近い、Raquira市に向かう街道沿いのRedonda丘陵に位置しており、炭鉱労働者協同組合(Cooprocarbon)が所有する炭鉱である。

国家鉱業庁によると、Carbodiamanteと呼ばれるこの炭鉱は合法的に運営されている炭鉱で、金曜日午後4時頃にメタンガスの充満による爆発が発生した。Boyaca県は、国内で最も炭鉱事故が多い県で、2021年には36件の事故が発生し、50名が死亡した。

(リマ事務所 初谷 和則)

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