ロシア:モンゴルの天然ガス消費量、2040年までに現在のハンガリーやスロバキアなどに匹敵する量になる予測

掲載日:2022年4月21日

4月12日付の現地報道によれば、ロシア科学アカデミーシベリア支部のサネエフ教授他による論文で、モンゴルの天然ガス消費量は2040年までに年間56億㎥になる可能性があると評価されている。これは現在、ハンガリー、スロバキア、チェコがロシアのGazpromから購入している量に匹敵する。

Gazpromはロシアからモンゴル経由で中国へのガスPL建設を計画しており、2022年初めにF/S調査を終了し、設計作業に着手した。モンゴル領内を通る同PLは962.9Km、パイプの直径は1,400mm、5つのコンプレッサーステーションの設置が予定されている。

サネエフ教授らは、このプロジェクトにより、PLルート周辺都市のガス化のほか、石炭火力発電所やボイラーをガス化することが可能で、環境問題の解決に適していると指摘している。またLNG技術の発展により、LNGをベースとした独立型のガス化も可能である他、将来的には自動車燃料としてのLNG利用も考えられることにも言及している。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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