豪州:緑の党、連邦総選挙で議会のキャスティングボートを獲得した場合は新規石炭・ガスプロジェクトの禁止を労働党との交渉条件に含める意向

掲載日:2022年4月21日

4月11日付の地元メディアによると、豪州連邦議会の野党である緑の党は、2022年5月21日に予定される連邦総選挙で議席を獲得し、同議会のキャスティングボートを得た場合、現在は同議会の最大野党である労働党と交渉を行う際の条件に、新規の石炭・ガスプロジェクトを禁止することを含めるという意向を明らかにした。

緑の党のAdam Bandt党首はこの意向に関して、「気候変動への取り組みを行うには、新規の石炭やガスのプロジェクトを今後、認可しないことが不可欠である」ことが理由であるとする一方で、自由党の連邦Scott Morrison首相とは交渉を行うつもりはないとしている。

緑の党はQLD州において、2019年に行われた前回の連邦総選挙で1議席を獲得しているほか、2020年に行われた同州の選挙ではブリスベンの選挙区で2議席を初めて獲得するなどして支持率を伸ばしていることから、今回、行われる連邦選挙では同州を議席獲得の重要地とみなすとしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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