ロシア:エレゲスト~クィズィル~クラギノの鉄道建設プロジェクト、再度検討

掲載日:2022年4月21日

4月11日付の現地報道によれば、トゥヴァ共和国のホヴァリグ首長は、2021年に延期となっていたエレゲスト~クィズィル~クラギノの鉄道の建設構想に連邦政府が改めて注目していると述べた。同首長は、昨今、東向けの貨物輸送の重要性が増しており、石炭を輸出するためだけではなく、モンゴルや中国への輸送回廊としてトゥヴァ共和国での鉄道建設の必要性が再び高まっていることを指摘し、現在、運輸省をはじめとする連邦機関が、このプロジェクトについて再度検討していると明らかにした。

2021年春、ロシア政府は連邦鉄道輸送庁に対し、TEPK Kyzyl-Kuragino(Tuva Energy & Industrial Corporation (TEPK)社の子会社)とエレゲスト~クィズィル~クラギノ鉄道の建設に関して、罰則なしに最大5年間コンセッションを停止する協定書の締結を指示していた。

この鉄道建設プロジェクトは、30年間のコンセッション契約に基づいて実施されることになっていたもの。エレゲスト炭田からメジュドゥレチェンスク~タイシェト鉄道、そしてBAM鉄道、シベリア鉄道に向けて石炭を輸送する計画となっていた。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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