豪州:NSW州政府、South32社がIllawarra地域の原料炭炭鉱において実施する放出メタンガス削減のパイロットプロジェクトに助成金を給付へ

掲載日:2022年5月12日

4月24日付の地元メディアによると、NSW州政府は、South 32社がIllawarra地域において操業する原料炭炭鉱で実施する、炭鉱の通気システムから放出されるメタンガス(Ventilation Air Methane:VAM)を削減するパイロットプロジェクトに15百万豪ドルの助成金を給付することを明らかにした。

NSW州Paul Toole副首相兼資源担当大臣は、同州における温室効果ガス(GHG)排出量のうちで炭鉱のGHG排出量が占める割合は約8.9%であり、このうちの大半はVAMによるものであるとし、同プロジェクトがVAM削減の技術に対する投資や同技術の導入に貢献するものであると述べた。同プロジェクトにおける同社の出資額は、4.5百万豪ドルであるとされている。

また、同大臣によると、2021年において同政府が得た鉱業プロジェクト関連のロイヤルティ額は約20億豪ドルと過去最高の水準となったが、これらの大半は、海外需要がかつてないほどの規模にまで増加したNSW州産石炭の売上によって占められたとされている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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