豪州:QLD州Callide石炭火力発電所の稼働再開により豪州東部電力市場における卸売り価格の高値傾向が緩和される見通し

掲載日:2022年5月19日

5月10日付の地元メディアによると、QLD州政府の所有する電力企業CS Energy社が、QLD州Callide石炭火力発電所の発電ユニットC3号の稼働を近日中に再開する予定であり、この稼働再開によって、豪州東部の電力市場National Electricity Market(NEM)で続く卸売り価格の高値傾向が緩和される見通しであるとされている。NEMでは、2022年1月~3月四半期における卸売り平均価格が前年同期比141%増の87豪ドル/MWhと大幅に値上がりしており、この背景には同市場における石炭火力発電所の発電量低下があるとされている。

Callide発電所では、B1号、B2号、C3号、C4号と4基の発電ユニットが設置されているが、CS Energy社はこれらのうちC3号及び他1基を定期メンテナンスのために2022年3月26日~6月末に休止するとしていた。C3号は出力規模が405MWであるが、2022年5月9日の週には300MWで稼働を再開する予定であるとされている。また、同発電所では420MW規模のC4号が、2021年5月に同ユニットで起きた爆発事故により稼働停止となっており、再開されるのは2023年4月上旬の予定であるとされている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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