豪州:QLD州政府、水素燃料に関する安全規定の草案を作成

掲載日:2022年5月19日

5月4日付のメディアによると、QLD州政府は、水素燃料に関する安全規定を策定するために、同規定の草案を作成したことを明らかにした。同政府によると、豪州で水素燃料に関する安全規定の策定に取り組む州は、QLD州が初の例であるとされている。

同州ではこれまで、水素燃料の安全に関しては、石油ガスの生産及び安全に関する同州の法律「Petroleum and Gas (Production and Safety) Act 2004(QLD)」が適用されていたが、QLD州政府は、現在においては、水素自動車や発電などで利用される燃料電池、水素と天然ガスとのブレンド、水素輸出などの市場が新興してきたことや、同法が水素燃料を特定の対象とするものではないということなどを背景に、今回、同草案を作成したとしている。同草案は、燃料電池などの水素デバイスに対する認可や、水素燃料に関する作業の訓練などに関し、同法の安全規則を適用するための枠組み、あるいはこれらの規則の代替となる規則を定めるものであるとされている。

同政府は2022年6月24日まで同草案に対する一般意見の受付を行い、収集されたこれらの意見をもとに同草案の見直しを行った後、2022年内には同規定の最終草案を作成する予定であるとしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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