豪州:QLD州政府、オランダ・ロッテルダム港とグリーン水素の輸出サプライチェーン開発の相互協力に関するMOUを締結

掲載日:2022年5月19日

5月11日付のメディアによると、QLD州政府は、オランダのロッテルダム港と、再生可能エネルギーを利用して製造する「グリーン水素」の輸出サプライチェーン開発の相互協力に関するMOUを締結したことを明らかにした。

同港は、欧州におけるグリーン水素のハブとなることを目指しており、2050年までに同港から欧州北西部に向けグリーン水素の輸送量を20百万トン/年とするとしているが、2030年までに同港が建設を予定するグリーン水素製造用の電解槽は出力規模が2~2.5GWと、20百万トンのグリーン水素製造に必要とされる出力規模200GWには及ばないため、輸出グリーン水素の調達源の90%を海外からの輸入に頼るとしている。

同港はグリーン水素の輸出サプライチェーンに関する相互協力のMOUを、同州政府のほかにも、WA州政府やTAS州政府と、それぞれ2021年11月、2021年12月に締結している。また、豪州連邦政府はこれらの州に関し、QLD州ではGladstone、WA州ではPilbara、TAS州ではBell Bayを、温室効果ガス(GHG)が無排出または低排出である「クリーン水素」のハブ候補地に指定している。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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