コロンビア:2022年5月25日に石炭ラウンド応札開始

掲載日:2022年6月2日

4月8日付の地元メディアによると、国家鉱業庁(ANM)は、同8日、世界の企業に石炭生産と輸出の機会を提供するため、石炭を中心とする新たなラウンドを行うことを発表した。

計画では、2022年5月25日から、石炭ラウンド「Coal Route」の応札受付が開始される。

ANMによると、客観的選択プロセスを通じて、探査・生産特別契約により対象地域が割り当てられる。

ANMのJuan Miguel Durán長官は、このプロセスは、透明なルールと迅速な手続きで進められ、投資家に法的な安全を保証するものであり、更に投資家は、環境に関する情報、鉱業計画、社会管理計画などの情報にアクセスできる、と説明する。

石炭ラウンドでオファーされる2地域は次の通りである:

ブロック19:Becerrill市、La Jagua de Ibirico市、及びEl Paso市の間に位置し、面積は6,568.9ヘクタール、資源量は約2.7億トン。

ブロック20:Becerrill市とLa Jagua de Ibirico市の位置し、面積は2,731.2ヘクタール、資源量は約7,500万トン。

(リマ事務所 初谷 和則)

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