豪州:電力ガス供給Origin Energy社、一般炭の高値傾向や供給不足などによってNSW州Eraring火力発電での石炭調達が困難に

掲載日:2022年6月16日

6月1日付の地元メディアによると、電力ガス供給大手のOrigin Energy社は、NSW州Eraring石炭火力発電所の石炭調達が、最近、一般炭価格の値上がりが続いていることや、ロシアのウクライナ侵攻によって世界各国でロシア産石炭を禁輸とする動きが生じていることに伴い石炭の供給不足が生じていることなどから、非常に難しくなっていることを明らかにした。

同発電所ではここ数週間で石炭調達量が当初の予定量を著しく下回ったため出力が低下し、顧客の需要を満たすためには代替電力を高値のスポット価格で購入せざるを得ない状況に面しており、2023/24年もこの状況が続く見通しであるとしている。また、同社は、同発電所において現在、出力が低下していることや、石炭調達のコストが増えていることを背景に、2022/23年度の発電事業におけるEBITDAを450~600百万豪ドルから310~460百万豪ドルへと下方修正したとしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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