豪州:連邦政府と各州/準州政府のエネルギー大臣、発電所の出力量を確保するための保証制度の確立において石炭発電所を除外する方向で意見一致か

掲載日:2022年6月23日

6月8日付の地元メディアによると、豪州連邦政府及び各州/準州のエネルギー大臣は、豪州東部の電力市場であるNation Energy Market(NEM)における電力価格値上がりへの取り組みとしてこのほど開催した会議で、NEMの2025年以降の容量市場メカニズム「market capacity mechanism」において、発電所出力量を確保するための保証制度の対象は再生可能エネルギー発電所と蓄電施設のみとし、石炭やガスの発電所は除外することで意見が一致したとされている。

同メカニズムは、NEMで化石燃料から再生可能エネルギーへの移行が行われる2025年以降に同市場の出力量を安定的に維持するために、豪州連邦政府のエネルギー改革に関する特別委員会「Energy Security Board(ESB)」が策定を進めているメカニズムで、同保証制度は、電力小売り企業が電力調達において発電所に一定額の保証金を支払うことにより、これらの保証金を既存発電所のメンテナンスや新規発電所への投資に利用するという仕組みとなるとされている。

同メカニズムについては、2022年12月初め頃にESBが最終案を連邦政府及び各州/準州のエネルギー大臣に提出することが予定されている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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