ロシア:ポーランド、ロシア産石炭禁輸により国内で石炭の販売に制限

掲載日:2022年6月30日

5月30日付の現地報道によれば、ポーランド国会で登壇した同国の国有資産担当副大臣は、ロシア産石炭の禁輸決定後、石炭生産会社が国内での石炭販売を制限していると述べた。同副大臣によれば、ポーランドでは現在、石炭需要が石炭生産能力を上回っているという。各社が次の暖房シーズンに必要な燃料供給を確保するために販売制限を行うことを決定したもので、その結果、ポーランドでは消費者が石炭の購入に困るという厳しい状況になっているとのこと。

同副大臣は、禁輸となったロシア産石炭をポーランドの鉱山が一晩で補うことは不可能だと指摘し、国営企業は2022年に石炭の生産量を約150万トン増加させる意向であることを明らかにした。

ポーランドのメディアは、地方で石炭を買うために長い行列ができており、約100台の車が並んでいると報じていた。

(モスクワ事務所 屋敷 真理子)

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