豪州:QLD州政府、州営発電企業Stanwell社が日系企業4社などと共同実施するグリーン水素製造プロジェクトにおけるFEED調査に15百万豪ドルを拠出へ

掲載日:2022年7月7日

6月27日付のメディアによると、QLD州政府は、2022/23年度の予算案において、同政府の所有する発電企業Stanwell社がQLD州Gladstoneで、岩谷産業、丸紅、川崎重工、関西電力、及びガスパイプライン大手のAPA Group社と共同で実施する、再生可能エネルギーを利用して水素を製造する(グリーン水素)プロジェクト「CQ-H2」のFEED調査に15百万豪ドルを拠出することを明らかにした。同政府はこの拠出を、2021年6月に同政府が設定した、州営企業の再生可能エネルギー及び水素のプロジェクトを支援する20億豪ドル枠の基金「Queensland Renewable Energy and Hydrogen Jobs Fund」から行うとしている。

同プロジェクトは、2030年初頭までに電解槽の規模を300MW、水素製造量を800トン/日と、QLD州のグリーン水素製造施設の中でも最大規模のものとし、これらの水素を主に日本へ輸出することを目指すもので、操業ピーク時には8,900人以上の雇用を創出することが予測されている。Stanwell社は、同プロジェクトにおいては、FEED調査を12か月間で完了し、2023年末までには最終投資決定を下す予定であるとしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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