豪州:連邦Plibersek環境・水大臣、「豪州は国内の気候変動対応目標を達成する限り、化石燃料の輸出を行うことが可能」

掲載日:2022年7月28日

7月19日付の地元メディアによると、豪州連邦Tanya Plibersek環境・水大臣は、連邦政府が5年ごとに作成する、豪州の環境状況に関する報告書「State of the Environment」の2021年版を発表した際に、「豪州は、国内における気候変動対応の目標を達成する限りは、化石燃料輸出を引き続き行うことが可能である」という見解を示したとされている。

同報告書では、農業や鉱業などの各産業が生態系に与える影響を、「非常に高い」~「非常に低い」の4段階に分けて測定しており、鉱業の与える影響は直接的には「非常に高い」とされ、全体的には「高い」と、2016年の報告書で測定された「低い」から一段階、悪化している。

一方、同大臣は、同報告書の発表において行った質疑応答で、「豪州は、国内の温室効果ガス(GHG)排出に責任を負うのだから、国内のGHG排出を削減することに焦点を絞るべきである」とし、「鉱業は豪州の繁栄に重要な部分を占める。豪州で鉱業を廃止するということは、豪州経済にとって持続可能なことにも合理的なことにもならない」と述べたとされている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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