豪州:連邦政府がARENAの支援対象に関する規則を修正、炭素回収貯留技術などを除外した一方で電化技術やエネルギー効率の技術を追加

掲載日:2022年8月4日

7月22日付の豪州連邦政府メディアによると、連邦政府が、再生可能エネルギー産業を支援する豪州再生可能エネルギー機構(Australian Renewable Energy Agency:ARENA)に関する規則「The Australian Renewable Energy Agency Regulation 2016」の修正規則「Australian Renewable Energy Agency Amendment (Powering Australia) Regulations 2022」を導入したことが明らかになった。

同政府はこの修正に関し、以前の同規則においては、前政権が2022年4月に修正規則「Australian Renewable Energy Agency Amendment (Clean Energy Technologies) Regulations 2022」を導入したことにより、同機構の支援対象に炭素貯留回収(CCS)技術や土壌の炭素新測定技術、化石燃料を使用した水素製造である「ブルー水素」の技術が含められるなど、同規則の基づく法律「Australian Renewable Energy Agency Act 2011」の目的である、「豪州における、再生可能エネルギー技術の競争力の強化と再生可能エネルギー供給の増加」から乖離が生じていたとして、これらの技術を同機構の支援対象から除外したとしている。一方、同政府は今回、行った修正に基づき、「化石燃料を使用した技術に替わる電化技術や、エネルギー効率を促進する技術」を、同機構の支援対象として新たに加えたとしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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