インドネシア:インドネシア、石炭が不足している国には、できる限り協力する意向

掲載日:2022年8月4日

7月14日付の地元報道よると、世界最大の一般炭輸出国であるインドネシアは、ロシアからの供給が途絶えた国々の需要を満たすために石炭を増産することは可能だろうと、
同国のエネルギー・鉱物資源省大臣Arifin Tasrif氏は語った。

また、同氏は、モスクワが「特別軍事作戦」と呼ぶウクライナ侵攻に対するロシアへの制裁後に、いくつかの国々がインドネシアに対して石炭の供給を求めてきたと語っている。

同氏は、豪州政府と国際エネルギー機関共催のシドニー・エネルギー・フォーラムでの13日のメディア取材に応じ、「石炭が不足している国には、できる限り協力していくつもりだ」と答えた。

一方、インドネシアの2022年の石炭生産目標は6億6,300万トンである。
同大臣は、この目標値がどの程度引き上げられるかについては触れなかった。

また、欧州では石炭が不足しているが、インドネシアの石炭は「おそらく彼らの仕様を満たすものではないだろう」と同氏は述べ、買い手の方で燃焼システムを調整する必要がある点を付け加えた。

シドニーで開催された同フォーラムの焦点は、エネルギー安全保障とカーボンニュートラルへの移行を加速させる方法を見つけ出すことであった。

同氏は、インドネシアは、二酸化炭素回収・貯留(CCS)をネットゼロエミッションの目標達成に向けた重要な手段と考えており、CCSプロジェクトに対して炭素クレジットを発行する計画であると述べている。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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