豪州:QLD州政府議会、2020年に発生したGrosvenor炭鉱爆発事故に基づき石炭産業の取った保安改善などの措置に関する調査を開始へ

掲載日:2022年8月12日

8月2日付の地元メディアによると、QLD州政府は、Anglo Americanの操業するQLD州Grosvenor炭鉱で2020年5月に発生した爆発事故に関して、同政府の調査委員会Queensland Coal Mining Board of Inquiryが行った提言に基づき、石炭産業が保安面などでどのような改善を行ったかの調査を実施することを明らかにした。同炭鉱ではこの爆発事故で5人の作業員が大火傷などの重傷を負い、2021年4月まで操業が停止された。

同調査委員会は2020年5月に設立され、2021年5月に同爆発事故に関する最終報告書を発表し、炭鉱においては坑内作業員に位置追跡の装置を携帯させること、生産性や保安性の高い業務を行う鉱山作業員に対して支払われる賞与の制度が作業員に保安問題や怪我の報告をしばしば躊躇させるものであるとして、この制度を見直すことなどを含む、65項目の提言を行っている。

同政府は、今回、行う調査に関しては、同政府の議会における運輸資源委員会を通して実施するとしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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