豪州:NSW州独立計画委員会、GlencoreのNSW州Glendell炭鉱拡張計画を「歴史的建造物の遺産価値を著しく損なうことが不可避」という理由で却下

掲載日:2022年11月17日

10月28日付の地元メディアによると、NSW州独立計画委員会(IPC)は、GlencoreのNSW州Glendell炭鉱拡張計画を却下したことを明らかにした。

同拡張計画は、同炭鉱のマインライフを21年間延長して2044年までとし、生産量を2024~2045年に合計135百万トン、年間に最大10百万トンとするもので、IPCが今回の審査において行った一般意見の収集では、受理された899件の意見書のうち、580件が同計画に賛同するものであった。一方、IPCは、同計画においては、同計画エリアの中心部に位置し、19世紀半ばに牧場主邸宅として建設された歴史的建造物「Ravensworth Homestead」を移転させることが不可欠となるが、同建造物を移転させれば、その遺産価値が著しく損なわれるとして、同計画を却下する判断を下したとしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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