コロンビア:Santander県での露天掘り炭鉱プロジェクトに反対し住民が道路封鎖
掲載日:2023年1月26日
1月10日付の地元メディアによると、Santander県地方自治公社CAS(県レベルの環境当局)は、Carmen de Chucuri市で露天掘り採掘を目指すColcco S.A.社(プロジェクト会社)に対し、環境ライセンスを認可した。
これに対し、地元コミュニティが同プロジェクトの実施に反対し、東方三賢人祭による連休からの帰省ラッシュが発生する中、Barrancabermeja市のLizama地区からカリブ海沿岸に向かう道路を封鎖した。
地元住民たちは、鉱業権の対象が1,900ヘクタール以上であり、この開発により地元の水源であるCascajares川が汚染される、と心配している。
San Vicente de Chucurí市、Carmen de Chucurí市、Barrancabermeja市の住民たちは、これまでにも複数の法的措置を講じてきており、この抗議が最後の機会だとしている。
なお、Colcco S.A.社のウェブサイトによると、同プロジェクトは一般炭を対象とし、確定可採埋蔵量930万トン、ピット面積は15ヘクタールで、2023年以降年間24万トンを生産する予定である。
これに対し、地元コミュニティが同プロジェクトの実施に反対し、東方三賢人祭による連休からの帰省ラッシュが発生する中、Barrancabermeja市のLizama地区からカリブ海沿岸に向かう道路を封鎖した。
地元住民たちは、鉱業権の対象が1,900ヘクタール以上であり、この開発により地元の水源であるCascajares川が汚染される、と心配している。
San Vicente de Chucurí市、Carmen de Chucurí市、Barrancabermeja市の住民たちは、これまでにも複数の法的措置を講じてきており、この抗議が最後の機会だとしている。
なお、Colcco S.A.社のウェブサイトによると、同プロジェクトは一般炭を対象とし、確定可採埋蔵量930万トン、ピット面積は15ヘクタールで、2023年以降年間24万トンを生産する予定である。
(リマ事務所 初谷 和則)
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