コロンビア:Gustavo Petro大統領はすべての鉱業権の見直しと鉱業法の改正を行うことを発表
掲載日:2023年2月2日
1月15日付の地元メディアによると、Gustavo Petro大統領は、Antioquia県Jericoで行われた地方集会に参加し、鉱業法改正案を提示すること、及び現在までに授与されたすべての鉱業権の見直しを行うことを発表した。講演の中で、憲法裁判所の裁定に従い、水資源を大切にすることなどを中心とする基本的な原則に整合しているかどうか、すべての鉱業権を見直す必要があると説明し、水資源をリスクに晒すプロジェクトは停止しなければならない、と述べた。
また、鉱業法改正案は、小規模鉱業従事者に配慮したものとなるとし、小規模鉱業従事者と共に、より持続可能な鉱業への道を進むことを示した。
他方、大統領は、政府は国内の農業活動の収益性を挙げるための新たなプロジェクトを提示するとし、それによるクレジット(注:農業従事者が金融支援を得るための信用)へのアクセスの促進、道路インフラの改善、SENA(国立職業訓練校)を通じた農業と食料生産に関する知識の取りまとめなどを行うと説明した。
同地方集会で、大統領は、県内南西部23市の政府機関及び市民リーダーの意見を聴いた後、ソーシャル・メディアを通じて「Jerico及び周辺地域は農業地区及び環境区となってほしい」とコメントした。
また、鉱業法改正案は、小規模鉱業従事者に配慮したものとなるとし、小規模鉱業従事者と共に、より持続可能な鉱業への道を進むことを示した。
他方、大統領は、政府は国内の農業活動の収益性を挙げるための新たなプロジェクトを提示するとし、それによるクレジット(注:農業従事者が金融支援を得るための信用)へのアクセスの促進、道路インフラの改善、SENA(国立職業訓練校)を通じた農業と食料生産に関する知識の取りまとめなどを行うと説明した。
同地方集会で、大統領は、県内南西部23市の政府機関及び市民リーダーの意見を聴いた後、ソーシャル・メディアを通じて「Jerico及び周辺地域は農業地区及び環境区となってほしい」とコメントした。
(リマ事務所 初谷 和則)
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