インド:2030年まで石炭火力発電所の廃止計画は見送り
掲載日:2023年2月16日
1月30日付の地元メディアによると、インド政府は、国内の電力需要拡大に対応するため、2030年まで石炭火力発電所を廃止しないよう電力会社に要請した。
一方、同政府は、昨年、石炭火力発電所の廃止時期については言及しなかったものの、今後4年間で少なくとも81の石炭火力発電所からの発電量を減らす計画を発表していた。
同政府は、電力需要に対応するため、クリーンエネルギーによる発電を促進する様々な政策を打ち出してはいるものの、年間発電量の4分の3を石炭火力発電により賄っている。
一方、同政府は、昨年、石炭火力発電所の廃止時期については言及しなかったものの、今後4年間で少なくとも81の石炭火力発電所からの発電量を減らす計画を発表していた。
同政府は、電力需要に対応するため、クリーンエネルギーによる発電を促進する様々な政策を打ち出してはいるものの、年間発電量の4分の3を石炭火力発電により賄っている。
(石炭開発部 高山 英子)
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