インドネシア：2023年第1四半期の石炭生産量は目標値を下回る1億7,020 万トン

掲載日：2023年4月21日

4月13日付の地元メディアによると、エネルギー・鉱物資源省は、2023年第1四半期の国内石炭生産量は目標値である1億7,300万トンをわずかに下回る1億7,020万トンとなったことを明らかにした。

同省鉱物・石炭総局の石炭事業局長であるLana 氏は地元メディアを通じて、生産目標未達の理由として、「豪雨等の天候要因が今年最初の3ヶ月間の生産活動に影響を与えた」ことを説明した。また、同氏は、「2023年第1四半期の石炭生産量は現時点では未だ十分な水準に達していないが、政府は今年の石炭生産目標を依然として6億9,450万トンと設定している」ことを付け加えた。

一方、2023年第1四半期の石炭総販売量は1億5,419万トンに達し、このうち1億2,284万トンは輸出市場向けで、残りの3,135万トンは国内供給義務（DMO）履行のためのものであった。

（石炭開発部　佐藤　譲）

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