コロンビア:Carbones Andinos社がBarranquillaからのコークス輸出の記録を達成
掲載日:2023年7月7日
6月23日付現地メディアによると、冶金用コークスの生産と輸出に特化しているBoyaca県のCarbones Andinos社は、今般BarranquillaのPalermo港から冶金用コークスを39,000トン以上出荷するという記録を打ち立てた。
同社によれば、鉄鋼市場からの需要の増加に対応してこの記録的な出荷となったが、同時に物流のポテンシャルも高まり、BarranquillaのPalermo港と協力してコロンビア製品を全ての大陸に運ぶことが可能となった。
同社ジェネラルマネージャーのMauricio Cárdenas氏は、「この成果は、コロンビア内陸部の鉱業の可能性、コロンビアのコークス化、そして特に電気自動車や再生可能エネルギーインフラの製造にコークスが必要となるエネルギー転換の時期における、世界の最も有力な鉄鋼会社による当社製品への需要の高まりを反映するものだ」とコメントした。
今回使用されたMVポート大島船(Port Oshima)は、全長200メートルのスープラマックス型大型貨物船で、仕向け地であるブラジルのPraia Mole港に向けて出航した。
Carbones Andinos社は、これまで300万トンを超える冶金用コークスを200隻近くの船舶でさまざまな大陸に向けて輸出してきた実績がある。
同社によれば、鉄鋼市場からの需要の増加に対応してこの記録的な出荷となったが、同時に物流のポテンシャルも高まり、BarranquillaのPalermo港と協力してコロンビア製品を全ての大陸に運ぶことが可能となった。
同社ジェネラルマネージャーのMauricio Cárdenas氏は、「この成果は、コロンビア内陸部の鉱業の可能性、コロンビアのコークス化、そして特に電気自動車や再生可能エネルギーインフラの製造にコークスが必要となるエネルギー転換の時期における、世界の最も有力な鉄鋼会社による当社製品への需要の高まりを反映するものだ」とコメントした。
今回使用されたMVポート大島船(Port Oshima)は、全長200メートルのスープラマックス型大型貨物船で、仕向け地であるブラジルのPraia Mole港に向けて出航した。
Carbones Andinos社は、これまで300万トンを超える冶金用コークスを200隻近くの船舶でさまざまな大陸に向けて輸出してきた実績がある。
(リマ事務所 初谷 和則)
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