ロシア：サハ共和国（ヤクーチヤ）からの石炭はロシア鉄道との合意輸出数量に達せず

7月11日付地元メディアによると、主要な石炭生産地域は2023年上半期に東方諸国に向けロシア鉄道の輸送網に載せた石炭輸出量を報告した。唯一の例外を除き、すべて計画数量を上回る結果となった。クズバスからは2,680万トン（合意数量の100％に相当）、ハカシアから310万トン（同103.6%）、ブリヤートから450万トン（同112.3%）、トゥヴァから30万トン（同101.2％）だった。

サハ共和国（ヤクーチヤ）だけが計画を下回った。サハ共和国からは1,260万トンが輸出されたが、生産者からの供給が足りず、ロシア鉄道に対する最低保証数量に対しては0.8%未達だった。ロシア鉄道は未達の原因には触れなかったが、わずかな差であり、下期に調整可能とみられている。

アジア諸国からの需要の増加にも関わらず、2023年上半期、ロシア鉄道は全ての要請に応じ、それはロシアの石炭産業の安定を確保することに繋がったとロシア鉄道はコメントしている。