コロンビア:2022年の鉱業セクターのリーダーは依然として石炭企業
掲載日:2023年8月4日
7月27日付現地メディアによると、石炭とフェロニッケル企業は、鉱業セクターが好調だった昨年の主役であり、2022年は2021年比52%増となる202億8,700万米ドルという記録的な輸出を達成した。
国家統計局(DANE)の統計によると、この部門の輸出額は総輸出額の36%を占めている。
コロンビア鉱業協会(ACM)は、数値が為替レートによる影響を受けているのも事実だが、貿易収支を安定させ、為替レート(TRM)を維持したのはこれらの製品であると強調した。
製品別では、一般炭は0.3%とわずかに改善し、輸出量5,463万トンに達し、原料炭は輸出量193万トン(2021年比67.3%)と歴史的な増加となった。
引き続きトップ企業はDrummondで、同社売上は16.6兆ペソとなり、2022年は79%増。次いでCarbones del Cerrejónが売上を 149%改善して16.3兆ペソに達した。上位の中では、Mineros社の撤退とProdeco参入が目立った。
さらに鉱業セクターからは6社が上位100社に入り、38社の売上高は89.9%増の73.9兆ペソとなり、鉱山会社にとって2022年は良い年となった。さらに、純利益の総額は194%増加して16兆ペソとなった。
純利益ベースでは、Carbones del CerrejónとCerrejón Zona Norteは200%以上の利益増加を遂げ、それぞれ6兆ペソ(15.2億米ドル)と2.8兆ペソ(7.1億米ドル)の利益に達した。これらの数字に近づいたのはDrummondだけで、同社の利益は2.5兆ペソ(6.4億米ドル)に達し、162%以上の増加を示した。Cerro Matosoの業績も良好で、104%以上の増加を記録した。
国家統計局(DANE)の統計によると、この部門の輸出額は総輸出額の36%を占めている。
コロンビア鉱業協会(ACM)は、数値が為替レートによる影響を受けているのも事実だが、貿易収支を安定させ、為替レート(TRM)を維持したのはこれらの製品であると強調した。
製品別では、一般炭は0.3%とわずかに改善し、輸出量5,463万トンに達し、原料炭は輸出量193万トン(2021年比67.3%)と歴史的な増加となった。
引き続きトップ企業はDrummondで、同社売上は16.6兆ペソとなり、2022年は79%増。次いでCarbones del Cerrejónが売上を 149%改善して16.3兆ペソに達した。上位の中では、Mineros社の撤退とProdeco参入が目立った。
さらに鉱業セクターからは6社が上位100社に入り、38社の売上高は89.9%増の73.9兆ペソとなり、鉱山会社にとって2022年は良い年となった。さらに、純利益の総額は194%増加して16兆ペソとなった。
純利益ベースでは、Carbones del CerrejónとCerrejón Zona Norteは200%以上の利益増加を遂げ、それぞれ6兆ペソ(15.2億米ドル)と2.8兆ペソ(7.1億米ドル)の利益に達した。これらの数字に近づいたのはDrummondだけで、同社の利益は2.5兆ペソ(6.4億米ドル)に達し、162%以上の増加を示した。Cerro Matosoの業績も良好で、104%以上の増加を記録した。
(リマ事務所 初谷 和則)
おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。