豪州:South32社のNSW州Appin炭鉱で一部の労働者が賞与増額などを要求しストライキを開始、7日間続く見通し
掲載日:2023年8月25日
8月11日付の地元メディアによると、豪South32社の操業するNSW州Appin炭鉱(原料炭)において、一部の労働者が賞与増額などを要求してストライキを開始したことが明らかになった。
このストライキは、労働組合「Collieries’ Staff and Officials Association(CSOA)」に加盟する保安担当管理職者が中心となって実施するもので、2023年8月18日まで7日間、続く見通しであるとされている。これらの管理職者は、South32社と賃金や賞与などについての交渉を行っていたが、同社の提示する「前年度比6.3%増の昇給」については労働者側の期待に沿わないものであるとして拒否し、「労働者の仕事と生活がよりバランスの取れたものとなるよう、祭日や祝日の前後における労働シフトを改善すること」や、「賞与を同炭鉱における(現在の)採掘量に連動させて増額すること」などを要求しているとされている。
同メディアによると、このストライキにおいては、一部の上級管理者が参加するものの、同炭鉱の生産量にはそれほどの影響は生じないものとされている。
このストライキは、労働組合「Collieries’ Staff and Officials Association(CSOA)」に加盟する保安担当管理職者が中心となって実施するもので、2023年8月18日まで7日間、続く見通しであるとされている。これらの管理職者は、South32社と賃金や賞与などについての交渉を行っていたが、同社の提示する「前年度比6.3%増の昇給」については労働者側の期待に沿わないものであるとして拒否し、「労働者の仕事と生活がよりバランスの取れたものとなるよう、祭日や祝日の前後における労働シフトを改善すること」や、「賞与を同炭鉱における(現在の)採掘量に連動させて増額すること」などを要求しているとされている。
同メディアによると、このストライキにおいては、一部の上級管理者が参加するものの、同炭鉱の生産量にはそれほどの影響は生じないものとされている。
(シドニー事務所 Whatmore 康子)
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