インドネシア:エネルギー鉱物資源省、国内石炭生産は政府の公式目標である6億9,450万トンから約3,200万トン増加すると予測
掲載日:2023年10月20日
10月9日付けの地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省の鉱物・石炭総局長を務めるLana 氏は、「2023年初めに予定された企業予算作業計画(RKAB)の改定、あるいはRKABに基づく石炭生産量変更により、2023年通年で国内石炭生産量は7億2,600万トンに達し、政府の公式目標である6億9,450万トンから約3,200万トン増加する見込みである」と地元経済紙に対して語った。2023年9月までの生産実績データによると、5億6,720万トンとなり、同国の石炭生産目標6億9,450万トンの81.7%を達成した。
同氏は、「2023年1~9月の採掘活動には、石炭生産コストの上昇、石炭価格の変動、天候要因など、多くの課題があった」ことを説明した。
同氏は、「2023年1~9月の採掘活動には、石炭生産コストの上昇、石炭価格の変動、天候要因など、多くの課題があった」ことを説明した。
(石炭開発部 佐藤 譲)
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