豪州:NSW州の炭鉱労働者数、25,172人と11年ぶりの高水準に

掲載日:2023年11月17日

11月12日付の地元メディアによると、NSW州の炭鉱労働者数が2023年7月31日の時点で25,172人と、これまでの最高水準である2012年の24,972人を上回る数字となったことが明らかになった。

この労働者数のうち、15,100人はHunter Valley地域のGunnedahなどにおける労働者数で、残りは同州西部の労働者数で占めるとされている。

また、同州においては中国に向けた石炭輸出量が、中国政府が豪州産石炭の輸入規制を行った2020~2022年にほぼゼロとなった後、この規制が実質的に撤廃とされた2023年には1月~8月に2,100万tとなり、現在、同州政府や豪連邦政府の認可待ちである石炭プロジェクトの数が15件あると、同メディアは報じている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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