中国:中国電力企業連合会、2023-2024年の全国電力需給状況分析・予測報告書を発表

掲載日:2024年2月9日

1月30日付の地元メディアによると、中国電力企業連合会(China Electricity Council:CEC)は「2023-2024年全国電力需給状況分析・予測報告書」を発表した。

同報告書によると、2023年の同国の電力消費量は前年比6.7%増の9,220TWhと増加率は2022年より3.1ポイント上昇した。新規発電設備容量は前年から170GW増の370GW、うち、太陽エネルギーは前年から130GW増の220GWとなり、新規発電設備容量の全体に占める割合は58.5%に達した。2023年の一定規模以上の発電の設備容量は2,920GWうち、非化石エネルギーは1,570GWと総設備容量全体の53.9%を占め、初めて火力発電設備容量を上回った。

エネルギー源別の内訳では、水力が420GW(うち、揚水50.94GW)、原子力が56.91GW、風力が440GW(うち、陸上400GW、海上37.29GW)、太陽エネルギーが610GWとなっている。風力と太陽エネルギーの全設備容量は、前年比38.6%増の1,050GWに達し、全設備容量に占める割合は36.0%と前年比6.4ポイント上昇した。火力発電は1,390GW(うち、石炭は前年比3.4%増の1,160GW)と設備容量全体の39.9%を占め、初めて40%を割り込み、前年比4.0ポイント低下した。

2024年末の発電設備容量は、前年比12%増の3,250GWに達し、2024年の新規発電設備容量は300GW、うち、非化石エネルギーは200GWを超えると予想されている。このような非化石エネルギーの急速な発展に牽引され、2024年末までに、同国の風力と太陽エネルギー合計の発電設備容量は1,300GWに達し、全発電量に占める割合は約40%と、初めて石炭火力発電を上回ると予想される。

また、2024年の同国の電力消費量は前年比6%増9,800TWhと予測される。2024年の全国の最大電力負荷は1,450GWと、前年比100GW増加すると見込まれている。

(北京事務所 鄭 佳琪)

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