ウズベキスタン:2025年までに石炭生産量1,000万トン達成に向け増産を目指す

掲載日:2024年5月24日

5月13日付大統領報道局は、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領が国内の石炭生産強化計画について説明を受けたと報じた。

ウズベキスタンの石炭埋蔵量は約20億トンと推定されており、報道によるとウズベキスタンでは近年開発が進み、石炭生産量が増加している。2016年には年間400万トンに満たなかった生産量が2023年には655万トンに達し、予測では2024年に800 万トンまで増加が見込まれている。

また地質調査がスルカンダリヤ、カシュカダリヤ、タシケント地方の4地点で実施されており、2025年には採掘作業が開始予定となっている。更に海外の高度な専門知識を活用して炭層評価と掘削作業が続けられている。石炭の年間生産量は2025年までに1,000万トンに増加すると予想されている。

(石炭開発部 宮崎 渉)

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