豪州:QLD州政府、Great Artesian Basin(大鑽井盆地)における炭素回収貯留を禁止することを表明

掲載日:2024年6月7日

QLD州政府は、2024年5月31日付のメディアリリースにおいて、QLD州Great Artesian Basin(大鑽井盆地)における炭素回収貯留(CCS)を禁止することを表明した。

同政府は、この禁止についての法律を制定する準備を進めるほか、Great Artesian Basin以外のエリアについても専門技術委員会「Technical Expert Panel」を設立して温室効果ガス(GHG)貯留の安全性についての見直しを行い、この見直しの報告書を2025年に発表するとしている。

Great Artesian Basinでは、Glencoreが子会社 Carbon Transport and Storage Corporation社(CTSCo)を通してSurat BasinでCCSプロジェクトを実施しているが、QLD州政府は同プロジェクトの環境認可プロセスにおいてこのほど、同プロジェクトが帯水層の環境価値を低下させるものであるとして却下する判断を下している。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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