ロシア:石炭輸出用太平洋鉄道が2025年に運転開始
掲載日:2024年10月4日
9月26日付現地紙によると、太平洋鉄道の運転が2025年に開始される見込みであると、ロシアエネルギー週間本会議でプーチン大統領が発言した。
「極東の石炭生産能力は拡大している。そして、太平洋鉄道は来年運転を開始する見込みである。これはサハ共和国のエリガ炭鉱からハバロフスク地方のエリガ港までの私設路線である」とプーチン大統領は伝えた。
エリガウゴル社グループは、自社のエリガ炭鉱から産出される石炭を、オホーツク海沿岸のエリガ港を通じて輸出するために、太平洋鉄道を敷設している。エリガ港も同グループによって建設中で、3,000万トンの処理能力を保有する。
エリガウゴル社は2022年に鉄道の建設を開始した。これまで、鉄道と港湾施設は2024年末までに運転開始を予定していると伝えられていた。
「極東の石炭生産能力は拡大している。そして、太平洋鉄道は来年運転を開始する見込みである。これはサハ共和国のエリガ炭鉱からハバロフスク地方のエリガ港までの私設路線である」とプーチン大統領は伝えた。
エリガウゴル社グループは、自社のエリガ炭鉱から産出される石炭を、オホーツク海沿岸のエリガ港を通じて輸出するために、太平洋鉄道を敷設している。エリガ港も同グループによって建設中で、3,000万トンの処理能力を保有する。
エリガウゴル社は2022年に鉄道の建設を開始した。これまで、鉄道と港湾施設は2024年末までに運転開始を予定していると伝えられていた。
(石炭開発部 栗林 聖一)
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