マレーシア:マレーシアの政府系電力会社Tenaga Nasional Berhad社 、2029年まで年間3,000万トンの石炭を輸入する計画
掲載日:2024年12月20日
12月10日付けの地元メディアによると、マレーシアの政府系電力会社Tenaga Nasional Berhad社 (TNB社)の子会社TNB Fuel Services Sdn Bhd社(TNBF社)は、石炭を2029年まで毎年3,000万トン輸入する計画である。
「2029年までは、天然ガス価格が大幅に値下がりした場合は別の話しだが、毎年約3,000万トンの石炭を輸入する予定である」と、TNB Fuel Services Sdn Bhdの調達・サプライチェーン開発部門シニアマネージャー(戦略的調達担当)であるMohamad Zaid Mohamad Ali氏は、ジャカルタで開催されたCoal Metal Asia Magazine主催のCoal Metal Outlook Conferenceで語った。
TNB社は石炭輸入量の70%をインドネシアから調達しており、残りは豪州、ロシア、南アフリカから輸入している。同社は、発熱量が4,000~5,000 kcal/kg の石炭を求めている。TNB社は東南アジアでも最大級の電力企業で、マレーシアで水力発電や火力発電、送電・配電事業を行うほか、インドネシアやインドなどでも事業を行っている。
「2029年までは、天然ガス価格が大幅に値下がりした場合は別の話しだが、毎年約3,000万トンの石炭を輸入する予定である」と、TNB Fuel Services Sdn Bhdの調達・サプライチェーン開発部門シニアマネージャー(戦略的調達担当)であるMohamad Zaid Mohamad Ali氏は、ジャカルタで開催されたCoal Metal Asia Magazine主催のCoal Metal Outlook Conferenceで語った。
TNB社は石炭輸入量の70%をインドネシアから調達しており、残りは豪州、ロシア、南アフリカから輸入している。同社は、発熱量が4,000~5,000 kcal/kg の石炭を求めている。TNB社は東南アジアでも最大級の電力企業で、マレーシアで水力発電や火力発電、送電・配電事業を行うほか、インドネシアやインドなどでも事業を行っている。
(石炭開発部 佐藤 譲)
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