豪州:Rio TintoとGlencoreが合併を検討中か、投資家からは両社の資産ポートフォリオ傾向の相違を背景に懐疑的な意見も

掲載日:2025年1月31日

1月20日付の地元メディアによると、Rio TintoとGlencoreが合併の話し合いを進めているとされている。両社の時価総額は現在、Rio Tintoが1,030億米ドル、Glencoreが550億米ドルであるとされ、両社が合併すれば世界で最大級の企業価値を持つ鉱業企業が誕生することになると各メディアは報じている。

一方、一部の投資家からは、両社の資産ポートフォリオの傾向には相違があることを背景に、合併が果たして両社にとって恩恵をもたらすものであるかという懐疑的な意見も出ている。例えばRio Tintoが2018年に石炭資産全ての売却を完了した一方でGlencoreが豪州ではQLD州とNSW州で合計15炭鉱、その他の国でも炭鉱を運営していることに関して、豪州の資産マネジメント企業Equity Trustees社は「両社が合併するということはRio Tintoが企業戦略を著しく変更しなければならないことを意味するうえでも実現しがたいのではないか」という見解を示したとされている。

両社は現時点においては合併の検討に関する発表は行っていない。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ