中国:中国、内モンゴルの稼働中炭鉱の7割がスマート化建設を完了

掲載日:2025年5月16日

5月5日、内モンゴル能源局によると、現時点までに、内モンゴルの石炭採掘の機械化率が100%に達し、70%の稼働中炭鉱がスマート化建設を終えており、炭鉱生産が高効率、安全、グリーン化の方向に進んでいる。
 
内モンゴル能源局関係担当者によると、現在、内蒙古のスマート炭鉱が209ヵ所、スマート生産能力が10億8,700万トン/年に達し、スマート化炭鉱生産能力が中国国内で第1位となっている。
 
スマート化採掘切り羽281ヵ所が高効率で運行され、露天炭鉱44ヵ所で無人運転試験が行われ、無人運転車輛370台が鉱山で走っている。
 
尚、2024年の内モンゴルの原炭生産量は12億9,700万トンで、山西省を超えて中国国内で第1位となった。
 
【参考】JOGMEC令和6年度海外炭開発高度化調査「中国のエネルギー・環境等の政策が世界の石炭市場に及ぼす影響等調査 https://coal.jogmec.go.jp/content/300394158.pdf

(北京事務所 鄭 佳琪)

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