中国:中国、2025年4月の一般炭輸入量(褐炭含む)は2,717万トン(前年同月比▲17.5%)とマイナス幅が拡大

掲載日:2025年5月23日

【一般炭】
中国海関総署の最新データによると、2025年4月の一般炭輸入量(褐炭含む)は、2,717万トン(前年同月比▲17.5%、前月比▲3.8%)となった。2023年から続いていた前年比プラスの伸び率が今年2月にマイナス(▲3.2%)に転じ、3月(▲9.4%)、4月(▲17.5%)とそのマイナス幅が拡大している。
 
4月の主な輸入先は、インドネシアが1,409万トン(構成比:51.9%、前年同月比▲20.5%、前月比▲20.9%)と輸出価格政策の問題もあり大幅に減らした。豪州が659万トン(構成比:24.3%、前年同月比+3.0%、前月比+55.5%)、ロシアが315万トン(構成比:11.6%、前年同月比▲23.2%、前月比+18.2%)、モンゴルが214万トン(構成比:7.9%、前年同月比+21.7%、前月比▲9.6%)となった。


出所:中国海関総署



【原料炭】
中国海関総署の最新データによると、2025年4月の原料炭輸入量は、889万トン(前年同月比▲18.8%、前月比+3.6%)と減少傾向にある。
 
4月の主な輸入先は、モンゴルが484万トン(構成比:54.4%、前年同月比▲11.1%、前月比+9.4%)、ロシアが253万トン(構成比:28.4%、前年同月比▲17.3%、前月比▲9.3%)、カナダが82万トン(構成比:9.2%、前年同月比▲10.6%、前月比▲1.3%)、米国炭は中国の追加関税の対抗措置により8万トン(構成比:0.9%、前年同月比▲87.3%、前月比▲63.3%)まで激減した。
 
国家統計局によると2025年1~4月の原炭生産量は15億8,470万トン(前年同期比+6.6%)と1~4月としては過去最高を記録しており、足元の石炭需給は依然として供給過剰になっているとみられる。

出所:中国海関総署

 

(石炭開発部 中塚 英信)

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